これはスウェーデン語版の「ピッピ」シリーズの表紙です。日本でも もうお馴染みのニイマンの挿絵がにぎやかで楽し気な雰囲気。実は今度、岩波書店から新しい「ピッピ」シリーズが刊行されるという情報が届きました。

それがこちら! 表紙はスウェーデン語版とは異なりますが、やはりニイマンの絵を使ったもので、新たな“リンドグレーン・コレクション”というシリーズの最初の1冊目が『長くつ下のピッピ』なのです。そして、翻訳者はスウェーデンの児童文学を数多く翻訳されている菱木晃子さん!
“リンドグレーン・コレクション”はスウェーデンが生んだ世界的児童文学作家のアストリッド・リンドグレーンの名作を新訳・新装丁で出版するシリーズです。今後のラインナップもピッピシリーズの他、「やかまし村」や「カッレくん」などが入るそうで、今からワクワクしますね。
ナルニア国では“リンドグレーン・コレクション”の刊行開始を記念して、8月5日に菱木晃子さんをお招きした講演&朗読の会を催します。募集も開始していますので、詳しくはイベントカレンダーをご覧ください。皆さまのご参加をお待ちしています。また、夏休み期間にはピッピ&リンドグレーンフェアも開催し、スウェーデンのピッピグッズや他では手に入らない珍しい本も取扱いの予定です。今後のお知らせをどうぞお楽しみに。