penny3
『もりのなか』のマリー・ホール・エッツのデビュー作『ペニーさん』、そして『ペニーさんと動物家族』と続くシリーズは、ペニーさんとたくさんの動物たちの愉快で温かなお話として人気のシリーズです。その第3弾『ペニーさんのサーカス』が、今月刊行されました。これが“最後のペニーさん”だそうです。今回のおはなしでは、サーカスから逃げてきたチンパンジーとクマを引き取って新しい家族になるまでの出来事が綴られます。それにしても、ペニーさんってなんて素敵な人なんでしょう!ペニーさんに飼われている動物たちも(ときどきヘマはしますが)、いつも一生懸命でまっすぐな温かい心の持ち主ばかりです。読み終わった後、最後のページに描かれた家族全員の集合写真は、誰もが満面の笑みで見る人の気持ちも自然にほころんでしまいます。

★お知らせ★ 近日中に、翻訳者の松岡享子さんのサインが入った新刊『ペニーさんのサーカス』が入荷予定!どうぞお楽しみに~。