『さあ歩こうよ おじいちゃん』のタイトルで1988年に出た作品。翻訳が替わって童話屋から出直したのは2012年。10年で絶版というのは本当に残念ですね。
ボビーが小さい時、歩き方を教えてくれたのはおじいちゃんでした。そんなおじいちゃんが脳の病気で入院し、帰ってきた時には元のおじいちゃんではなくなっていました。「おじいちゃんは なにもかも ぜんぶ わからなくなってしまったのよ」とお母さんは言いますが、ボビーはそんなことは信じません。今度は大きくなったボビーが、おじいちゃんに歩き方を教えてあげることにしました。(『おいっちに おいっちに』トミー・デ・パオラ作/特価1500円:税込/限定10冊)

原書の初版は1969年! アルプスらしい山で暮らす男の子・シガルーの一日を描いた、ロジャンコフスキーの絵が美しい1冊です。森も牧場も氷の山にも愛されているシガルーは、一日楽しく自然の中で遊びます。「そこには いじわるなんか ひとつもなくて やさしいきもちばっかりだった」んですって。いいなぁ! (『みんななかよし りんらんろん』マリー・コールマン文/特価1500円:税込/限定10冊)

どちらも数々の翻訳絵本が、日本の読者にも愛されてきた作家の1冊です。なくなってしまう前に、ぜひどうぞ!

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