待ちに待った東京子ども図書館の『おはなしのろうそく31』が先日入荷しました。今回に掲載されているお話は5つ、プラスてあそびが1つの計6つです。そして大変嬉しいことに、グリムの昔話から「名人四人きょうだい」が収録されました。
フェリクス・ホフマンの絵本『うできき四人兄弟』でご存知の方も多いかもしれませんが、四人兄弟がそれぞれ特技を生かして竜にさらわれたお姫様を助けるこのお話、こぐま社の「子どもに語る」シリーズには収録されていなかったのです。子ども文庫の会の本の中にこのお話を見つけたときには「やった！」と思いましたが、残念ながら絶版本なので子どもたちには本を紹介することができませんでした。今回ろうそくに入ったことで、新たな読者を獲得できるかも!? と嬉しく思っています。
『おはなしのろうそく31』 東京子ども図書館・編／500円＋税
・「いぬとにわとり」 石井桃子作
・「てあそび」
・「ウサギどんとキツネどんとタールぼうず」 アメリカの昔話
・「アガリパトルマバカアズとフムカジの話」 沖縄の昔話
・「カッパと瓜」 日本の昔話
・「名人四人きょうだい」 グリムの昔話
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