burnett
去る10月19日(日)に三宅興子先生の講演会がナルニア国主催で行われました。この会では先生が2013年6月に出版した『バーネット自伝』と、この自伝がのちの作品にどのような影響を与えたかについて非常に興味深いお話を伺うことができました。ちょっと変わった女の子だったバーネットは、生まれながらの作家と言えるくらい、お話を読むこと・聞くこと・語ること・書くことに執着した子どもでしたが、小さいときの記憶や体験の多くが作品に反映されていることは、今回先生のお話を伺って初めて知りました。お話を聞きながら「もう一度、『小公女』や『秘密の花園』を読み返したい」と思った方も多かったと思います。
そこで、現在継続実施中の“岩波少年文庫・ランサムトートバックプレゼントフェア”に、バーネットの作品を3点追加しました。代表作『小公子』『小公女』の他に、知る人ぞ知るバーネットの名作『消えた王子(上・下)』も加えています。まだ読んだことがない方、子どもの頃に読んでもう一度読んでみたい方、ぜひこの機会にどうぞ!
ちなみにトートバッグのプレゼント応募期間は10月31日当日消印有効です。※ランサムサーガのみ例外措置あり。