くろみみくんも愛聴している(らしい)NHK-Eテレの“100分de名著”、4月の放送はイタリアの名作児童文学『ピノッキオの冒険』です。ピノッキオというと原作よりもディズニーアニメの方が有名で、「あのかわいいコオロギが出てくるお話~(^^)」と思っている方も多いようですが、原作を読むとかなりびっくり!もちろんコオロギは出てきませんし、結構ハチャメチャなあくの強い主人公像にイメージとのギャップを感じる方もいると思います。さて、今回の指南役の先生はこの物語をどんな風に解説してくださるのでしょうか?とても楽しみです。
以前『ハイジ』が取り上げられた時には、ナルニア国でも原作本がとてもよく売れました。今回もこの番組をきっかけにコッローディの『ピノッキオの冒険』を読んでみようと思ってくださる方が多いと嬉しいです。

テキスト「100分de名著 ピノッキオの冒険」和田忠彦(イタリア文学研究者)著/524円+税
岩波少年文庫版『ピノッキオの冒険』コッローディ作/杉浦明平訳/760円+税
福音館古典童話版『ピノッキオのぼうけん』C.コルローディ作/安藤美紀夫訳/2100円+税