今回のナルニアホールでは、100年以上前の木口木版の版木から実際に刷られた絵を展示販売しています（この小さい額の写真がそうです）。“木口木版”なんて言葉は、印刷の歴史の中か絵本草創期の挿絵についての本を読んだりした時に、なんとなく聞いたことがあるぐらいのものでしたが、それが実際に印刷されたものとして目の前にあることに感動…！デジタル技術がどれだけ進んでも、この恐ろしく精緻な絵を人間の手が彫ったという以上の驚きは感じることができません。手仕事の奥深さは、こういうものを目の当たりにした時に実感されるものなのですね。
写真では分かりにくいと思いますが、いくつかの絵を撮ってみました。価格は5800円～7900円（税別）です。額も職人さんの手作りで、どれも1枚しかご用意できないものですので、いろいろ揃っているうちにぜひ見にいらしてくださいませ。
