元聖和大学大学院教授で絵本研究者の正置友子さんが、ご自身のイギリス留学と研究のことを書かれたとてもユニークな本が出ました。『イギリス絵本留学滞在記―現代絵本の源流 ウォルター・クレインに魅せられて』です。イギリスでの暮らし、大学院の授業、そこで出会った人々、研究対象のウォルター・クレインについてなど、幅広い内容が綴られています。絵本に興味がある人、留学してみたい人、イギリスが好きな人…色々な関心のある人が興味深く読める1冊です。
さらに素敵な展覧会情報を一つ。4月5日(水)から千葉市美術館で“ウォルター・クレインの本の仕事―絵本はここから始まった”が開催されます。5月5日(金・祝)には正置友子さんの講演会もあるそうですので、詳しくは美術館のホームぺージをご覧ください。私も行きたいなぁ~。
『イギリス絵本留学滞在記』正置友子著/風間書房 2000円+税