『あおのじかん』の著者イザベル・シムレールの2作目の絵本が出版されました。タイトルは『はくぶつかんのよる』―― 夜の博物館で、化石や剥製、古い道具などの様々な展示品が、生きて動いて自由気ままに魔法の時間を過ごすという不思議で美しい絵本です。繊細な描き込みと色使いは前作と同じですが、博物館が舞台なだけに“モノ尽くし”の様相を呈しています。この絵本はフランスのリヨンにあるコンフリュアンス博物館が舞台になっているそうです。どんな場所なのか行ってみたくなりますね~。
『はくぶつかんのよる』イザベル・シムレール 文・絵/石津ちひろ訳/岩波書店 1800円+税