momoko
石井桃子さんのエッセイといえば、岩波書店の「石井桃子集7 エッセイ集」や、ご自身の小さな頃の思い出を綴られた「幼ものがたり」などいくつかのものが出版されていますが、このたび河出書房新社から出た『家と庭と犬とねこ』は、今まで単行本で読むことのできなかったエッセイが多数収録されています。主に新聞や雑誌などに掲載されたものを集めた45編の生活随筆集です。石井桃子さんの言葉に触れるとそれだけでとても幸せになり、言葉を持つ“人”として生きることの素晴らしさを感じます。私自身も丁寧な言葉で思いを伝える努力をしなくては!