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童話屋の「小さな学問の書」シリーズの最初の1冊『日本国憲法』(286円+税/2001年初版発行)は、恐らく数ある憲法の本の中で、一番シンプルでしょう。この本を作った童話屋の編集者・田中和雄さんが国会前で自ら写真の2冊の本を無料で配っていたという記事を読みました。ご自身が60歳を過ぎてから憲法の全文を読み、「若いうちに読むべきものだ」と、お小遣いで買える値段にして出版したのがこの本なのです。

「なぜいのちや一個人というものが尊いのか、なぜ自由や平等が大切であるのかを、深く考え、話し合ってほしい。――そして、ともに遠くの未来を見つめよう。」
小さな冊子ですが、大きな志を秘めた1冊だということが、この表紙に書かれた短い言葉から伝わってきます。まだ日本国憲法を読んでいない方、素晴らしいのは9条だけではありません!ぜひ、この機会日本国憲法全文を読んでみませんか?