tenjituki
先日ナルニア国で開催された、てんじつきさわる絵本の出版社3社の編集者鼎談には、午後6時半からという時間にも関わらず熱心なお客様が20数名お集まりいただきました。出版社の方、図書館の方、点訳ボランティアなど様々な立場の方がお見えになりましたが、小学館の北川さん、こぐま社の関谷さん、偕成社の千葉さん3名それぞれの、出版に当たっての工夫や苦労を伺って色々な疑問が解けたようでした。「このような本の存在を広く知らせたい」という編集者の熱の入ったお話は1時間ではとても足りず、お話は閉店の8時の鐘がなった後も続きました。質疑応答では「ぜひ今日聞いた話を出版物にまとめてほしい」というご意見も出ましたが、それはなかなか難しそう…。でも参加してくださった方たちが、またそれぞれの場所でこのような思いを伝え・広げてくださることと信じています。そして、今年には『てんじつきさわる絵本ぐりとぐら』の刊行を福音館書店が予定しているそうです。こちらもどうぞお楽しみにお待ちください!詳細情報が入り次第、ナルニア国でもご案内いたします。

また、6月29日(土)午後2時から開催される石井みどりさん(横浜市立盲学校図書館勤務/司書)の講演会“見えない子も、見える子も、いっしょに楽しむ絵本”は、まだお席に余裕がございます。皆さまのご参加をお待ちしております!(申込電話番号:03-3563-0730/午前10時~午後8時)