watase朝の連続テレビ小説「花子とアン」はいよいよ3月31日より放映開始で、NHKでも予告が始まりましたね。ワクワク!!
そして今日もまた1冊村岡花子さん関連の書籍が刊行されました。お孫さんの村岡恵理さんが文章を書き、わたせせいぞうさんが絵を描かれた『アンを抱きしめて~村岡花子物語』(NHK出版/2000円+税)です。絵本とはいえ、東洋英和女学院に入学した幼い頃から75歳で亡くなるまでの村岡花子さんの生涯を追った、読み応え・見ごたえ十分の大人向けの1冊。村岡さんの生涯と『赤毛のアン』の物語がクロスするところも、何とも素敵な作りです。ナルニア国としては、『爐邉』(村岡さんが初めて出版した本。版元は教文館の前身の出版社!)を書いている場面や、焼け野原の銀座4丁目に(向こうの方に教文館の看板も見えます!)にアンが立つ場面など、思わず興奮してしまうところが随所に見られました。くろみみくんもこの本をしっかりと抱きしめていますが、ぜひ多くの方に抱きしめて欲しい素敵な絵本です。