ナルニア国では店内に1か所“社会のことを考える”という本棚を作っています。その時々にスタッフが気になったテーマで本を集めてご紹介するここは、小さいけれど私たちが大切にしている場所でもあります。“憲法”と“原発”については常設でご紹介しているコーナーの、今回のテーマは食から自然とのかかわりを考えることです。農家、酪農家、養蜂家……自然のなかで節度を持って生きることの大切さを、これらの人たちは私たちに教えてくれています。

【農家】
『イネとともに 水田農家 佐藤次幸』倉持正実 写真/農文協 1900円+税
『稲と日本人』甲斐信枝 作/佐藤洋一郎 監修/福音館書店 2000円+税
『イネという不思議な植物』稲垣栄洋 著/ちくまプリマー新書 820円+税
【酪農家】
『しあわせの牛乳』佐藤慧 著/安田菜津紀 写真/ポプラ社 1200円+税
『おいしい牛乳は草の色』中洞正 著/安田菜津紀 他 写真/春陽堂書店 2000円+税
『人とミルクの1万年』平田昌弘 著/岩波ジュニア新書 880円+税
【養蜂家】
『ミツバチだいすき ぼくのおじさんはようほう家』藤原由美子 著/安井寿磨子 絵/福音館書店 1500円+税

もう少し広げて食の問題を考えてみよう!
『「いただきます」を考える 大切なごはんと田んぼの話』生源寺眞一 著/少年写真新聞社 1600円+税
『コンビニ弁当16万キロの旅 食べものが世界を変えている』千葉保 監修/コンビニ弁当探偵団 文/高橋由為子 絵/太郎次郎社エディタス 2000円+税