kitakaze
本日発売の岩波少年文庫最新刊『北風のうしろの国(上・下)』です。並べて写真を撮って見て気がつきました、もしかしてこの絵って繋がってる…!? ちなみに、表紙の絵は佐竹美保さんが手がけられています。

19世紀イギリスの古典的名作、ジョージ・マクドナルドの長編作品が、脇明子さんの翻訳で刊行!と聞けば、これまで少年文庫でマクドナルドの作品を愛読してきた方は見逃せません。アーサー・ヒューズの挿絵がふんだんに使われているのもステキ。読者は空想と現実を自由にかけめぐるマクドナルドの作品世界に、心地よくはまり込んでしまうはずです。読書とはしばし日常の喧騒から逃れて心を自由に遊ばせるもの――みなさんもダイヤモンド少年と共に、北風のうしろの国に旅をしてみませんか。

『北風のうしろの国(上・下)』 ジョージ・マクドナルド 作/脇明子 訳/岩波少年文庫 各760円+税