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あかちゃん絵本『いないいないばあ』の画家であり、『ふしぎなたけのこ』で第1回ブラティスラヴァ絵本原画展のグランプリを受賞し、その他数多くの絵本賞を受賞した瀬川康男さんの言葉が1冊の本になりました。『担雲亭に住んだひと 画家・絵本作家 瀬川康男の日乗』(瀬川朱々子著/一兎舎/1600円+税)です。瀬川さんの残された日記から言葉を拾われたのは奥様の朱々子さんです。文字通り命を削って画業に向き合った、たぐいまれなる画家の日々―8年余りをかけて取り組んだ『絵本平家物語(全8巻)』についての記述も興味を引かれます。他ではなかなか見られない1冊…ぜひお手に取ってご覧ください。