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お盆休みも終わってそろそろ夏休みも後半に入ります。大人は会社が始まりますし、子どもたちは宿題の進み具合が気になり始めるころでしょうか…。でもまだまだ読書の時間はたっぷりありますよね!
入荷が遅れていた8月の“岩波書店創業100周年記念サイン本”が、本日3点追加されました。どれも「夏に読みたい!」という作品ばかりです。左から『南から来た男 ホラー短編集2』、翻訳者の金原瑞人さんとイラストを描いた佐竹美保さんのダブルサインが入っています。暑い夏に読書で涼しさを感じるにはやはりホラーですね。とはいえ、これはとても文学性の高い作品集で単に読者を怖がらせるだけの本ではありません。怖くて不思議な世界が覗き見たい人はぜひどうぞ。そして真ん中は『指ぬきの夏』、翻訳者の谷口由美子さんのサイン入りです。タイトルに“夏”とあれば、やはり読むのは夏でしょう!ちょっと昔の田舎のアメリカが舞台のみずみずしい感性をもった9歳の少女が主人公の作品です。とってもさわやか~。そして右は手紙文学の傑作・古典の名著『あしながおじさん』、これも翻訳者の谷口由美子さんのサイン入りです。お茶目な少女ジュディの語り口調は谷口さんの声そのものといった感じの、軽やかで楽しいロマンス小説です。いずれも限定10冊ずつ!ご希望の方はお早目にどうぞ。