ベスト👍おはなし会に関わる方のための本

『おはなし会で楽しむ手ぶくろ人形』
保育と人形の会 編著
児童図書館研究会 刊
2021年3月31日 発行
本体1750円(税込1925円)
143ページ
対象:大人

いつか再開するおはなし会のために!心楽しく準備ができる本。

おはなし会の主役は絵本とおはなしですが、でも手ぶくろ人形が
登場すると子どもたちの表情がぐっと和らぎます。
子どもたちの心を開き、絵本やおはなしへと繋いでくれる手ぶくろ人形たちの
役割は、おはなし会が低年齢化している現状の中ではますます大きくなっていく
のではないでしょうか。

そんな中で待望の本が出ました!
ミトンくま、うさぎ、さるの他、指ぶた、指うさぎ、指かえる
お花と葉っぱ、ことりんなど、おはなし会やわらべうたの会で
お役立ちの人形たちの作り方と演じ方が写真付きで分かりやすく
掲載されています。

手ぶくろ人形の演じ方については、私もナルニア国のおはなし会で
今は亡き師匠・山本真基子さんから徹底的に指導されました。
”たかが”手ぶくろ人形ではなく、”されど”手ぶくろ人形であること。
「作る・演じる」の章の最初に保育と人形の会の高田千鶴子さんが
演じ方の大切なポイントをズバリと書いてくださっているので
ここをまずしっかりとお読みください。

後半には実践報告として手ぶくろ人形を活かした図書館や保育園
でのおはなし会のプログラムが掲載されています。

コロナの収束がまだまだ見えない中、おはなし会がなかなか
できない…と嘆いている方。
この機会に、この本を使って、自分の手ぶくろ人形を作ってみては
いかがでしょうか?
お近くの書店さんで入手できない方は、ナルニア国からの配送も
承っております。
お気軽にお問い合わせください。

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