ナルニア国には常設で“石井桃子さんの本棚”があり、石井さんが100歳の時に書いてくださった「本は一生の友だち」の直筆色紙が展示されています。国内で手に入る石井桃子さんの作品をすべてそろえた本棚の中から今回は、関連の新刊書籍と出版社品切れの貴重図書をご紹介します。

昨日入荷したばかりの『石井桃子の日本昔話』(東京子ども図書館/770円:税込)は、ホームページでも少し丁寧にご紹介しています。評論を読む方は、ぜひ岩波の子どもの本の『おそばのくきはなぜあかい』(岩波書店/990円:税込)と『ふしぎなたいこ』(岩波書店/880円:税込)がお手元にあったらいいですね。

石井桃子さんがご自身の子どもの頃の思い出を綴った『幼ものがたり』(福音館書店/825円:税込)。その『幼ものがたり』に魅せられた元・浦和図書館員の並木せつ子さんが、そこの描かれた出来事について“探査”した記録『幼ものがたり探査―浦和・中山道の端で―』は不思議な味わいの資料集で、石井さんが幼いころを過ごした浦和の風物を丁寧によみがえらせています。こちらが出版元で重版未定となり在庫をあるだけお譲りいただきました。今後は入荷の予定はありませんので、在庫がなくなり次第終了となります。こちらは特別価格【税込500円】で販売中です。ご希望の方はお早めにどうぞ!

また、東京子ども図書館2017年に作成した“石井桃子リーフレット”(1部330円:税込)が10部だけありますので、こちらも一緒に販売しています。いずれも一般には流通していない珍しい品ですので、資料としての価値も高いゾ!

一般に流通していない資料的価値が高いものと言えばこちらもそうでしょう~。石井桃子さんの知られざる時代についての資料を丹念に集めた個人視聴用DVD“子どもに本を――石井桃子の挑戦 全3巻”(各巻3300円:税込)は、残された資料と関係者の貴重な証言から石井桃子その人に迫るものとして、子どもの本に関わる人にはぜひご覧いただきたい作品です。
Ⅰ ノンちゃん牧場(35分)/Ⅱ『子どもと文学』(49分)/Ⅲ かつら文庫(52分)

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