先日お知らせしたセンダックの新刊絵本『ぼくはきみで きみはぼく』に続いて、『ムーン・ジャンパー』(ジャニス・メイ・ユードリー文/モーリス・センダック絵/谷川俊太郎訳/偕成社 1400円+税)が刊行されました。あれ?この表紙、見たことある…と思った方!そうです。実は1972年『月夜のこどもたち』というタイトルで講談社から岸田衿子訳で出ていたものの、新訳・新装版なのです。
今回の絵本は最新の印刷技術によるものか、かつての作品よりとても美しく、幻想的な月の光が鮮やかに浮かび上がっています。子どものことを知り尽くした作家の手にかかると、こんなに心躍る絵本ができあがるのだと、今から50年以上前の作品でありながらまったく古さを感じさせない絵本に、ワクワクしているナルニア国スタッフでした。ぜひ皆さんも、お手にとってご覧ください!
センダックの絵本『ムーン・ジャンパー』
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