現在原画展開催中の『わたしのなかの子ども』。最初に翻訳者の松岡享子さんから50冊のサイン本をいただいたのですが、大変な人気で残り10冊を切ってしまいました。会期終了にはまだ3週間もありますので、急遽松岡さんにお願いをして10冊だけサイン本を作っていただきました。
先日の朗読会のときに松岡さんは、「この本には“子ども時代のとても大事なこと”がちりばめられている」として具体例を4点示されました。自分が読んでいたときには気づかずにいたことでしたので、お話を伺ってなるほど!と納得し、改めて読み直したいと思ったところです。このお話の内容は、10月末に発売の季刊誌「こどもとしょかん」に掲載される予定ですので、どうぞご期待ください。そして、まだ『わたしのなかの子ども』を読んでいない方、ナルニアホールの原画展をご覧になっていない方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。己の中の子どもを大切にする人は、人生を豊かに幸福に生きている人だということが、ひしひしと伝わる素敵な作品です。