先日くもん出版から『平和のバトン 広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶』を出されたばかりの弓狩匡純さんが、大人に向けて『平和の栖 広島から続く道の先に』(集英社クリエイティブ/2500円+税)を出版されました。詳細な解説まで入れると470ページにも及ぶ大著です。8月6日の原爆投下で壊滅的な被害を被った広島が、人々の「生きる」ための闘いによって蘇っていく過程を、文献と証言、現場取材を織り交ぜながら描いたノンフィクションは、遠くなってしまった74年前の出来事を今に伝え、核兵器のない世界を作るために自分には何ができるだろうかと考えさせられます。
この2冊の本を書かれたジャーナリストの弓狩匡純(ゆがりまさずみ)さんの講演会を、8月9日に開催いたします。大人の方はもちろん、若い世代の方にもぜひ聞いていただきたい講演会です。ただ今参加者募集中! ご希望の方はぜひナルニア国までお電話ください。(03-3563-0730:10時~20時)

『平和のバトン 広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶』弓狩匡純 著/広島平和記念資料館 協力/くもん出版 1500円+税
『平和の栖 広島から続く道の先に』弓狩匡純 著/集英社クリエイティブ 2500円+税