ナルニア国 新刊コーナースタッフが最初の本の出版時からずっと押している『アイちゃんのいる教室』(偕成社/1200円+税)が今年、6年生になったアイちゃんを紹介する最終巻が出て完結しました。そして9月30日(土)にこの本の著者・高倉正樹さんがナルニア国で、アイちゃんを見守り記録し続けた6年間についてお話をしてくださることになったのです。
アイちゃんはダウン症の女の子。アイちゃんと彼女をとりまくクラスのみんなと先生の姿からは「障害のある子もない子も共に生きる希望の未来が見える」とスタッフ(く)は言っています。時に衝突しながらも互いの個性を認め合って成長していく子どもたちの姿は、大人も学ぶところが大です! ことさらに違いを強調して違うものを排除しようとする狭量な社会に対して、「こんな生き方もある」と子どもたちが教えてくれているのではないかと思いました。ぜひご一緒に「誰もが生きやすい社会」ってどんなものか、高倉さんのお話を聞いて考えましょう!ご参加をお待ちしています。

高倉正樹さん講演会“「アイちゃんのいる教室」と6年間過ごして”
日時:2017年9月30日(土) 午後2時~3時半
会場:教文館6階ナルニアホール
参加費:1000円 ※当日受付でお支払いください。
→当日は写真もたくさん見せてくださるそうですよ。