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1月から刊行が始まった「石井桃子コレクション」の第3弾、『新編 子どもの図書館』(岩波現代文庫/1040円+税)が先日刊行されました。表紙のイラストは、『ぐりとぐら』の画家・やまわきゆりこさんの描き下ろしです。『子どもの図書館』は石井桃子さんが荻窪の自宅で開いた家庭文庫、“かつら文庫”の最初の7年間の記録をまとめられたもので、全国に多くの子ども文庫が誕生するきっかけとなった本として知られています。2月20日に刊行された松岡享子さんの新書『子どもと本』(岩波新書/820円+税)は、この石井桃子さんの『子どもの図書館』から半世紀を経て、子どもたちの読書環境を含めた周辺がどう変わって来たのかということにも触れています。ぜひ石井桃子著『新編 子どもの図書館』と、松岡享子著『子どもと本』を合わせてお読みください!いずれも子どもと本に関わる人たちにとっては、非常に示唆に富んだ作品です。
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