脇明子さんの最新刊『読む力が未来をひらく 小学生への読書支援』(岩波書店/1600円+税)が先日入荷しました。『読む力は生きる力』『物語が生きる力を育てる』と続いた“読む力シリーズ”の完結編です。いずれの作品でも、「なぜ読む力は必要なのか」ということを明快かつ論理的に考察され、子どもと本に関わる多くの人たちはそれらの言葉にどれほど勇気づけられたことでしょう。そして脇さんのお弟子さんたちが、様々な場所で実践されたことをまとめた『子どもの育ちを支える絵本』と『自分を育てる読書のために』の2冊も、理論を裏付ける貴重な現場の記録としてとても興味深く、また感動的な本でした。今回は特に“10歳の壁”ともいわれ、ここをうまく超えられないと読書の習慣を身につけるのが難しくなる小学生時代の子どもたちへの読書支援の重要性と方法が書かれています。子どもと本に関わる方々必読!そしてこの夏は、もう一度既刊本も読み返したいものです…。
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脇明子さん最新刊『読む力が未来をひらく』
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