のら書店の新刊『すてきなひとりぼっち』（なかがわちひろ作／1650円：税込）のご紹介です。
一般書店での発売はゴールデンウィーク明けとなりますが、ナルニア国では1週間以上早く店頭に並びました。出版社さんが直接お持ちくださったおかげです！ありがとうございます～。
主人公は小学生の男の子・一平くん。なんだかさみしい“ひとりぼっち”だった一平くんが、すっきりと気持ちのいい“いひとりぼっち”を発見するまでの半日を描きます。
色々なことがちょっとずつうまくいかなくてイライラしたりさびしくなったりすることって、ありますよね。でもまた小さな思いがけない出来事で、物事がいい方に転がり出すこともある。ひとりぼっちがいろいろに感じられるのは、もしかしたら自分がその時どんな風に物事と向き合っているかによるのかも……なんて思います。ひとりぼっちはさびしいだけじゃない――この本を読んだ子たちは、きっとそのことを感じ取ってくれるのではないでしょうか。
大人としては「ちょっぴりのおせっかいは、時には必要だな！」なんて思いました。55ページと小品ながらとてもステキな絵童話です。
『すてきなひとりぼっち』なかがわちひろ作／のら書店 1650円（税込）
「じつは、だれでもみんな、ひとりぼっちです。
そして、ひとりぼっちのときに、宝物をたくさんみつけます。
ほんとですよ。
あなたも、たしかめてみてください。」 （帯の言葉より／なかがわちひろさん）
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