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明日から始まる佐竹美保さんの絵本原画展『春の苑 紅にほふ』の準備が整いました。これは2012年に出た佐竹さんとしては珍しい絵本作品なのですが、みなさんご存知でしたか?
佐竹さんはご出身が富山県、この絵本も富山に縁があり、万葉集の編者とされる大伴家持が越中(現在の富山県)に赴任した時のことを、家持の和歌を散りばめて絵本にしたものなのです。
佐竹さんと言えばファンタジー作品の挿絵で有名ですが、この絵本は日本の美しい四季折々の風景が描かれ、ファンタジーとは全く異なる世界を描き出しています。印刷では見えない繊細な色づかいを、どうぞ原画でお楽しみください。そして、今回は特別に初回入荷分(50冊)のみ、佐竹さんの直筆サインもいただいています。
ナルニアホールの展示の様子は、「ナルニア国のイベント」ページでアップしていますので、ぜひご覧くださいませ。(~5月17日まで)

多田ヒロシ絵本原画展~「ぶうとぴょんのえほん」誕生55周年記念