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月刊誌CREAの最新号、2016年2月号で素敵な特集をしています。その名も「人生の色んなことに迷ったら 大人の少年少女文学。」――取り上げられているのは、児童文学の古典ともいうべき作品ばかりで、ナルニア国でも定番のあの本・この本のタイトルが見えて嬉しくなります。表紙にあるだけでも『赤毛のアン』、『若草物語』、『秘密の花園』などから、『長くつ下のピッピ』、『ふたりのロッテ』、『トムは真夜中の庭で』、そして『ナルニア国ものがたり』などなど…。「少年少女文学とは、子どもだけのほんではなく、大人も読むべき文学なのです。」というコメントに、思わず「その通り!!」と快哉をしてしまいました(笑)

本当に優れた児童文学は、大人の心も打つものです。そしてちょっと大げさに言えば、大人が読む価値のないような作品は、子ども時代にも読む必要はないと思います(もちろん、子ども時代にこそ楽しめる作品というのはありますけれどね!)。CREAのようなおしゃれな雑誌でこういった特集がされると、また児童文学の新しい読者層の開拓につながるのではとワクワクします。日ごろあまり雑誌を読まないスタッフも、この特集は楽しみました。お近くの本屋さんで見かけたら、ぜひお買いもとめを!写真もとってもきれいですよ。

“CREA” 2016年2月号(VOL.316) 722円+税