hahanotomo201606

 

いよいよ参議院選挙も近くなり、選挙の争点に“憲法改正”が取り上げられることも確実になってきたところで、「母の友 2016年7月号」で再び憲法の特集がなされました。“えっ、夫婦や子育てのことも?意外と身近な憲法のはなし”ということで、写真家の一ノ瀬ちひろさん、弁護士の伊藤真さん、ジャーナリストの清野勘一さん、劇作家の柴幸男さんの4人が寄稿しています。伊藤真さんはナルニア国でもお話をして頂いたことがありますが、とーってもわかりやすく憲法のことを伝える“伝道師”です。今回も伊藤さんの「英語の“right”は、“権利”と“正しい”の両方の意味がある。だから権利を主張することは正しいこと」という言葉にハッとしました!私たちはつい、権利を主張すること(する人)を「わがままで図々しいこと(人)」と考えがちですが、それがとんでもない考え違いだったことに、また気づかされました。私たちが堂々と、正しく権利を主張できる社会であることが大切なんだ~。伊藤先生、ありがとうございます。

今の憲法が変えられてしまう前に、もう一度「誰が、何のために変えたがっているのか」を見直すきっかけにしてください。

「母の友 2016年7月号」福音館書店 505円+税