春は、なんとなく詩心が刺激されるような気がします。お気に入りの詩集を片手に、外へ出てみるのもいかがでしょうか？最近素敵なサイン本がいくつか入荷しましたので、お知らせいたします。
こちらは谷川俊太郎さんの詩集『ぼくは ぼく』（童話屋／1250円＋税）。短くてシンプルな言葉の中に大きな物語にも勝る真実に出会う――それが詩を読む醍醐味です。谷川さんの詩の中でも、特に“子ども、未来、平和”についての詩を中心に集めた、美しい詩集です。
誰もが生きていることを喜びたくなる、自分の命も小さな生き物たちの命も等しく尊く愛しく思える、それがくどうなおこさんの『のはらうた』の力です。今回は第1弾の『のはらうた Ⅰ』（童話屋／1250円＋税）と、くどうさん自身が絵をつけられた『わっしょい のはらむら』（童話屋／1350円＋税）の2種類にイラスト入りサインをいただきました。のはらみんなの詩を読むと、「よーし、がんばろう！」と元気が出ます。子どもたちにも大人気の詩集です。
そして、くどうなおこさんの詩に、あべ弘士さんが絵をつけた絵本『かぜのこもりうた』（童話屋／1340円＋税）には、あべさんのイラスト入りサインをいただきました。何気なく描いたようでいて、さすがはもと旭山動物園飼育員、動物に関してはプロフェッショナルのあべさんの絵は、ピタッと決まっていますね！
最後は、俵万智さんの流麗な筆字によるサイン本『生まれてバンザイ』（童話屋／1250円＋税）です。お母さんと赤ちゃんのもっとも個人的な体験であるはずものが、歌人である俵万智さんの言葉によって大きな広がりを持ち、いつの間にか読者の心情や体験と重なり合う――三十一文字の宇宙は限りない言葉の力を持っているものだと、じんとしました。
それぞれ詩集は10冊ずつ、絵本は5冊限定です。ご希望の方はお早めにご来店ください！サイン本は数量限定に付きお取り置きはいたしません。ご了承ください。遠方の方にはお届けもいたしますので、お気軽にご連絡くださいませ。
電話：03－3563－0730（午前10時～午後8時）
