のら書店からまた素敵な絵本が出ました。アメリカの作家の作品を梨木香歩さんが翻訳した『わたしたちのたねまき』です。見返しを開くと様々な色や形の種の絵が描かれていて、その造形の美しさにハッとします。
副題に「たねをめぐる いのちたちのおはなし」とあるように、これは狭い意味での園芸の本ではありません。風や太陽や雨といった自然の力による種まきから、鳥や動物、人間の種まきまで、地球上のあらゆる存在がいろいろな場面で“たねまき”を続けてきた結果が、この豊かな自然を支えているという命の循環をとても美しく描いています。読んだ後では自然の一部である自分に気づいて、ちょっぴり謙虚な気持ちになるかもしれません。

ナルニアホール横の壁で「わたしたちのたねまきミニ展」を開催中。たねやたねまきにまつわる素敵な絵本をご紹介しています。また絵本『わたしたちのたねまき』をお買い上げの方には、特製ポストカードを2枚差しあげています。ぜひお立ち寄りくださいませ。(~10月末まで)

『わたしたちのたねまき』キャスリン・O・ガルブレイス作/ウェンディ・アンダスン・ハルパリン絵/梨木香歩訳/のら書店 1600円+税