フリージャーナリストの大塚敦子さんは、人を生かす自然や動物との絆や死と向き合う人々の生き方などをテーマに様々な作品を世に送り出して来られました。テーマは重いものですが、大塚さんの撮られる感傷を排した美しい写真は、被写体である動物も人も自然も凛として見る人の心を打ちます。
その大塚敦子さんにナルニア国でご講演いただくことが決まりました! テーマは“犬、そして猫が生きる力をくれた~刑務所や少年院での実践から~”です。今年の春に寮美千子さんをお招きして、奈良少年刑務所での絵本と詩の教室の取り組みについてお話を伺いましたが、その時スタッフの頭にあったのは「同じような活動を、動物を通して行っている大塚さんにもお話を伺いたい」ということでした。偶然その日にお会いしてお話をすることができ、この講演をご快諾くださったというわけです!

大塚敦子さんは刑務所や少年院での取り組みをいくつかの本にまとめていらっしゃいます。この『ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発』(講談社/1300円+税)もその一つです。
様々な困難を抱えた人たちと共に生きていく社会を築くために、私たちができることはなんでしょうか。それを一人一人が考えるためのヒントをいただける講演会です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

大塚敦子さん講演会“犬、そして猫が生きる力をくれた~刑務所や少年院での実践から~”
日時:2019年9月25日(水)午後6時~7時半
会場:教文館6階 ナルニア国店内
定員:60名(大人対象/託児なし/小学生以下参加不可)
参加費:1000円 ※現金のみ。当日受付でお支払いください。
お申し込みはお電話で⇒03-3563-0730(10時~20時)