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先日本当にたまたま、作家の朽木祥さんがナルニア国にご来店になり、ご著書『八月の光』にサインをしてくださいました。

広島の原爆を描いた作品はどうしてもその悲惨さが強調されて、時には怖ろしさのあまり目を背けたくなってしまうこともありますが、朽木さんの描く世界は違います。多くの命が一瞬にして奪われ、生き残った人々の中にも取り返しのつかない傷を遺す“戦争”というものの許されざる罪が静かな物語の中にピンと張りつめて、読む人の心を深いところで揺さぶる、そんな作品です。この装丁も美しい偕成社版の『八月の光』(1000円+税)のサイン本は3冊のみ!金の文字で書かれたサインはとても素敵ですよ~。ご希望の方は、どうぞお早めにご来店ください。
アーサー・ビナードさんの直筆サイン入り『さがしています』(童心社/1300円+税)も、引き続き販売中です。