アニメ「アルプスの少女ハイジ」で有名なヨハンナ・シュピーリの『ハイジ』が、実写映画になりました。スイスの映画監督が2015年に撮った作品はスイスとドイツの合作映画で、日本ではこの8月に公開されます。“21世紀版ハイジの誕生!”と言われているそうですが、どんな映画になっているのか楽しみですね。ぜひ映画の後には(もちろん前でも!)原作の『ハイジ』を読んでみてください。シュピーリがこの作品に込めた思いは、140年前も今も変わらず読者の心を打つはずです。
ナルニア国では岩波少年文庫版『ハイジ』の翻訳をした上田真而子さんに、今回特別にサインをしていただきました。限定10セット! 今なら上下共にサイン入りの『ハイジ』が手に入りますよ~。(サイン本は分売不可)
※ちなみにこちらの書籍は“岩波少年文庫2017年夏のプレゼントフェア”対象書目です。2冊でオリジナルマスキングテーププレゼントにも応募できます。
ハイジに関心のある大人の方向けには、教文館からこんな本も出ています。『ハイジの生まれた世界 ヨハンナ・シュピーリと近代スイス』(森田安一著/2300円+税)。作品のキリスト教的背景を探求した内容なので難しいところがあるかもしれませんが、作者シュピーリについて知りたい人はぜひこちらもどうぞ。ちなみにナルニア国ではハイジの原書(=つまりドイツ語版)も扱っています。