せっかくのいいお天気でも外出は自粛しなければならず、お家で過ごすのも退屈で限界~!と思っている方に、クリエイティブな暇つぶし(⁉)になるすごい本をご紹介します。まず始めはこちら↓
小学館から出ている「てんじつきさわるえほん さわるめいろ」シリーズです。見える人と見えない人が一緒に楽しめるようにと作られた本書、実は視覚障害のない子どもたちにも大人気なのです。大人は点字と聞いただけで「目の見えない人のためのものでしょ?」と決めつけてしまいますが、子どもたちはもっと柔軟。盛り上げ印刷の点字の線を指でたどりながらゴールを目指すめいろはかなり難しくて、普段は意識しない指先の感覚が研ぎ澄まされていくのがわかります。
←点字の線が見えるかな?
見ているとかえって色や線にだまされそう。目をつぶって指の感覚だけで遊ぶのがGOODです。ゴールできたときの達成感はたまらない!1冊に10個のめいろがあるので、相当長い時間楽しむことができますよ。
そして、もう一つご紹介する室内遊びは、やはり手を使って遊ぶあやとりです。あやとりは日本だけの遊びではありません。世界中におもしろいあやとりがあるってご存知でしょうか。
昨年、誠文堂新光社からでた「世界の伝承あやとり」の本がおもしろい! それぞれの地域の文化や生活の中から生まれたあやとりを写真で解説した本書は、美しい造詣が見て楽しいですし自分でもやってみたくなります(本の後半はとりかたの説明になっています)。一本のひもの輪から自在に生まれてくる形は魔法のような芸術です。これは単なる暇つぶし以上の楽しみではまること間違いなし。一つでも身につけて友だちや家族の前でやってみたら、きっとびっくり&称賛されることでしょう。さぁあなたも目指せ、あやとりの魔術師!
『てんじつきさわるえほん さわるめいろ』①~③ 小学館 各1900円+税
世界の伝承あやとり 誠文堂新光社 各1600円+税
『オセアニアのあやとり』①・②、『南北アメリカのあやとり』、『北極圏のあやとり』、『アジア・アフリカ・ヨーロッパのあやとり』
←「“上腕をピクピクする男”だって!やってみたーい」byくろみみくん
★お問い合わせはナルニア国まで!narnia@kyobunkwan.co.jp