『ありのこりーこ』

『ありのこりーこ』
秋山あゆ子 絵
麦田あつこ 文
ブロンズ新社 刊
2026年5月25日 発行
32ページ
1650円(税込)
分類:絵本
対象:幼児から

下の子がうまれたときのおねえちゃんのきもち…

「くものすおやぶん」シリーズ(福音館書店)や「みつばちみつひめ」シリーズ(ブロンズ新社)などの絵本で知られる秋山あゆ子さんの16年ぶりとなる新作です! 虫の生活を題材にした絵本や漫画をずっと描いている方です。個人的にとても好きな作家さんのひとりなので、今回の新刊はとてもうれしい\(^o^)/

さて。
ありの女の子、りーこの家は朝から大忙しでした。それはお母さんがたまごをたくさん産んだからです。いつもは遊んでくれるお姉さんたちもかまってくれません。退屈したりーこは散歩に出て、あぶらむしやみつばち、くも、しじみちょうの家に行って遊んでもらいます。そのうち夕方になり、りーこはお家に帰りたくなりましたーー。

下の子がうまれたときのなんとなく感じる淋しさがお話の出発点ですが、りーこのように外に居場所があるのっていいな、と思いました。
また、秋山さんの絵が丁寧で緻密でありつつ、愛らしさもたっぷりでなんともいえない魅力でいっぱい!
部屋の様子や、虫の擬人化の具合が絶妙で、見飽きないし、見るたびに発見がありそうです。

参考図書として挙げている本が、かなり専門的な図鑑なのが最高です(笑)。
大人の方にはぜひとも『こんちゅう稼業』とか『虫けら様』も読んでみてほしい! と強く願います。絶対、おもしろいから♪ (す)

*今なら! なんと秋山さんのイラスト入り、作者お二人のサイン本のご用意があります~。