『みんなでつくる「読書バリアフリー」 だれもが読める本のかたち』
『みんなでつくる「読書バリアフリー」 だれもが読める本のかたち』
成松一郎 著
河出書房新社 刊
2025年11月30日 発行
1694円(税込)
216ページ
分類:ノンフィクション
対象:中学生から
読むのが苦手でも、“読みたい”ときってあるよね?
「読めない」「読みにくい」のは、個人の問題ではありません、と強く励ましてくれる1冊です。奇跡的にわたしは読むことが苦手ってことなく生きてこられました。ありがたいことだな、とつくづく思います。
視覚障害や読み書き障害、発達障害、肢体不自由、聴覚障害、外国にルーツにある人ーーそんな当事者に話を聞いて、まとめています。柳家花緑さん、サヘル・ローズさん、横道誠さん、早瀬憲太郎さん、佐藤夢果さんなどの話から読みやすい、わかりやす本とはどんなものなのかを探ります。
●第1章:すらすら読めなくても、自分が大切にしたい「ことば」に出会うために ●第2章:ことばと教育のバリアで苦しむ子どもたち ●第3章:「読みやすさ」についての感じ方は人それぞれ ●第4章:「手話」と「日本語」の二つの世界で生きていく ●第5章:大切な人や本との出会いが育む「自分らしさ」 ●第6章:目に頼らなくても「読書」はできる! ●第7章:目のかわり、指のかわりを務める技術ーーこんな章立てです。気になる章から読んでもOK!
またバリアフリー図書についてのコラムが6本もあって、これまた充実しています。こんな本もあるんだって、新鮮な驚きがありました。広く多くの人が知ることが、読むことを苦手な人たちの障害クリアにつながるのでは、と思います。
読書のかたちは自由! いろんなかたちで読書にアクセスすることで世界は広がるのですね! (す)
