『サラダ記念日 新装版』
『サラダ記念日 新装版』
俵万智 著
河出書房新社 刊
2026年4月20日 発行
693円(税込)
204ページ
分類:詩
対象:高校生から
愛され続ける大ベストセラー歌集の新組・新装版!
今さら何を言うことがあるのだろう、とも思いますが、この歌集を知らないって方があれば、ぜひとも手にしてほしい!ので、紹介します~。
この本が出版されたとき、20歳だったわたし。両親が話題になっていたので買ってきた本が家にありました。何気なく手にして「おもしろい」と思った記憶があります。短歌の本を読んだのは、たぶんはじめてだったはず。少しお姉さんである俵さんの言葉にドキドキしたり、ハッとしたり。何度も繰り返して読みました。
本のタイトルでもある
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日ーーも印象深かかったですが、他にも好きな歌があったなあと再読してみると、結構覚えているもんですね(笑)。
たとえば
・「寒いね」と話しければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
・ハンバーガーショップの席を立ち上がるように男を捨ててしまおう
・「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
などです。
会話文のような言葉や、カタカナを使っていいんだ~と新鮮な驚きがあったな。だからといって、自分でも歌を詠もうとは思いませんでしたけど。
今、読んでも全然古さを感じさせない感覚に魅了されます。
今回、新たに歌人・大森静佳さんの解説を付しています。この文章もとてもいい!
解説を読んでから、本ページに戻ってみるのも別の視点で歌を解釈できておもしろいです。
しかしまあ、帯の文言に驚きです。287万部も売れているそうです。単純にすごいな~って思います。 (す)
