出版部の刊行物

ふたりのスケーター

ノエル・ストレトフィールド著、中村妙子訳

1,320円 税込 (本体価格:1,200円)

出版社:教文館

判型:四六判

頁数:210

ISBN:978-4-7642-6730-5

発売年月:

内容詳細

ものがたり

舞台は第2次世界大戦前のロンドン。医師のすすめで健康回復のためにフィギュアスケートを始めることになったハリエットに、スケートの手ほどきをしてくれたのは、スター選手の忘れ形見ララ・ムーアでした。ララは、彼女を一流の選手にすべく全力を注ぐ叔母のもと、学校にも通わず3歳からスケート中心の毎日を過ごしていたのです。

ララに感化され、たった1年半で見違えるほど上達するハリエット。地元のアイスショーで華やかなデビューを飾りながらも、壁にぶつかり悩むララ。ハリエットの貸靴代を稼ぐために働く兄アレク、兄を助けて野菜作りを手伝う弟のトビーとエドワード。それぞれの夢に向かって歩き始める子どもたちを、周囲の大人たちが温かく見守り、応援します。

夢をかなえるための誓いの言葉は――ガズル、ガズル、ガズル、グワッ、グワッ、グワッ!

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自分の夢を見つけることの素晴らしさ、一生懸命打ち込むことの大切さを伝えるハートフル・ストーリー。人物描写の温かさに加え、フィギュアスケートという繊細で美しいスポーツの難しさ、楽しさもよく描かれています。名作『バレエ・シューズ』で人気を博したストレトフィールドの観察眼が光る珠玉の1冊!

原書タイトルは “Skating Shoes”(1951/英国版“White Boots")。日本では、榎林哲訳『白いスケートぐつ』として1967年に講談社マスコット文庫の1冊として翻訳刊行されました。本書は翻訳のスペシャリスト中村妙子さんによる新訳です。1951年アメリカ版のリチャード・フロースの挿絵とともに、ちょぴりレトロなスケートの世界をお楽しみ下さい。

◆ストレトフィールドのシリーズ既刊◆『ふたりのエアリエル』(中村妙子訳、2014)も好評発売中!

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【著訳者紹介】

*著者* ノエル・ストレトフィールド (Noel Streatfeild,1897-1986) イングランド・サセックス州出身。英国王立アカデミー演劇学校卒業後、女優を経て著作に専念、大人向けの小説家から、児童小説家となる。代表作『バレエ・シューズ』をはじめ、『サーカスきたる』、『家族っていいな』、『映画に出た女の子』、『大きくなったら』など、多くが邦訳されている(すぐ書房版はすべて中村妙子訳)。

*訳者* 中村 妙子(なかむら・たえこ)1923年、東京に生まれる。1954年、東京大学文学部西洋史学科卒業。翻訳家。著書『旧約聖書ものがたり』(日本キリスト教団出版局)、共著 『三本の苗木――キリスト者の家に生まれて』(みすず書房)のほか、児童文学、C.S.ルイスの著作と評伝、A.クリスティー、R.ピルチャーなどの小説、キリスト教関連書など約250冊の訳書がある。

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