出版部の刊行物

「神」の発見
銀文字聖書ものがたり

小塩節

1,650円 税込 (本体価格:1,500円)

出版社:教文館

判型:四六判

頁数:174

ISBN:978-4-7642-6131-0

発売年月:

内容詳細

〈God=神〉のはじまりを辿る!


スウェーデンで出合った、国宝「銀文字聖書」。金と銀泥で刻まれた写本を起点に、4世紀に生きたゴート人のウルフィラの偉業を辿る。ゲルマン民族大移動という動乱のさなか、彼は文字を創り、聖書を母語に翻訳し遂げた。多神教の世界で、一神教の「神」をどう表現したのか? 1500年の時を超えて現存する唯一の写本をめぐるエッセイ。

『銀文字聖書の謎』(新潮選書、絶版)を初学者向けに改稿し、読みやすくなりました!


◆目次

はじめに──銀文字聖書

Ⅰ ゲルマン語聖書の誕生

  ドナウ河のほとりで

  ゴートの司教ウルフィラ

  ドナウ河南岸への脱出

  キリスト教初期の内情

Ⅱ 「神」の発見

  「グス」ということば

  主の祈り

Ⅲ 銀文字聖書、1500年の旅 ゴート語訳原本と民族大移動

  ハンガリーでの発掘

  ヴェルデンの修道院での発見──16世紀半ば

  カール大帝の時代

  プラハからスウェーデンへ

  ゴート語の文献

Ⅳ 遠くて近いブルガリア

  東方キリスト教の静謐な地

  おわりに

  ウルフィラの最期

年表

参考文献

あとがき


◆著者紹介

小塩節(おしお・たかし)

1931年長崎県生まれ。中央大学文学部教授、フェリス女学院院長・理事長等を歴任。前駐ドイツ日本国大使館公使・ケルン日本文化会館館長。現在、ひこばえ学園理事長・園長、中央大学名誉教授。

著訳書『旅人の夜の歌─ゲーテとワイマル』『木々との語らい』、トーマス・マン『ヨセフとその兄弟』ほか多数。

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