出版部の刊行物
『キリスト教綱要』物語
どのように書かれ、読まれてきたか
3,520円 税込 (本体価格:3,200円)
出版社:教文館
判型:四六判
頁数:336
ISBN:978-4-7642-6729-9
発売年月:
内容詳細
受容と拒絶の歴史!
包括的な教理体系と明晰な文体から〈プロテスタント神学の最高傑作〉と呼ばれた一方、悪名高き「予定論」が数々の論争を呼び起こし、アパルトヘイトの神学的根拠にも利用されたカルヴァンの主著『キリスト教綱要』。
教会と政治のはざまで読み継がれてきた名著の誕生秘話と光と影の影響を、歴史的・社会的研究から描き出す。
「カルヴァンは、けっしてわれらの教皇ではなかった。カルヴァンはついぞわれわれの間で、聖アウグスティヌス、あるいはカトリックの聖トマスのような博士の呼び名を獲得したわけでない。……プロテスタントのキリスト者にとっては、真の権威は御言葉である。それは神御自身が語り出されたもの、神御自身が今も語り出されるもの、そして、旧・新約聖書の中で聖霊の証言によって、永遠に語り出されるであろうものである。われわれにとってカルヴァンは、この教会の中で唯一の、語りかけに聴き入ることの達人であった」(カール・バルト)
【目次】
日本語版へのまえがき
まえがき
感謝の言葉
使用した英訳について
序章 著者カルヴァンとその著作を覚えて
第1章 著作の端緒
第2章 一五五九年──『キリスト教綱要』完成の年
第3章 遺産相続者たち
第4章 啓蒙思潮の愛憎相剋感情
第5章 宗教改革者としての再生
第6章 アメリカのカルヴァンたち
第7章 「きわめてカルヴァン主義的教授」とオランダの友人たち
第8章 巨人たち──バルトとブルンナー
第9章 近代性の預言者──専制君主らの王子
第10章 抑圧と解放──南アフリカにおいて
第11章 変遷と分岐──中国において
第12章 現代における諸発言
付録1 異端の火刑とその著作の焚書をめぐって
付録2 『キリスト教綱要』の諸版
注
あとがき
訳者あとがき
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