出版部の刊行物

カルヴァン
亡命者と生きた改革者

C.シュトローム 菊地純子訳

2,420円 税込 (本体価格:2,200円)

出版社:教文館

判型:四六判

頁数:176

ISBN:978-4-7642-6725-1

発売年月:

内容詳細

歴史の中のカルヴァン像


宗教亡命者としてジュネーヴに渡り、改革者となったカルヴァンの生涯と思想をコンパクトに解説。教会改革者・神学者・説教者・社会改革者など、他面にわたるカルヴァンの素顔を最新の歴史学的研究から描き出す。教会的・神学的視座のみならず、政治的・経済的・文化的な視座をも統合した「新しい」改革者像。


「カルヴァンにとって中心事であったのは、転換期にある、見たところ目的を失って変化し、偶然にまかされた世界に直面して、みずからを神の摂理にへりくだって限りなく委ねることだ。亡命を余儀なくされたカルヴァンは、まさしくこのことを鋭く見ていた。そしてここにこそ、近代初めの危機にあって、カルヴァンの神学の大変な魅力の根拠を求めるべきだ。」(本文より)


【目次】

日本語版への序文



1 「司教座教会の陰で」──子ども時代と青年時代

2 パリでの基礎過程の学び──スコラ学と教会の正統信仰

3 オルレアンとブルージュでの法律の学び──人文主義的法学への旅立ち

4 1532年のセネカ『寛容論』の註解書──人文主義の魅惑

5 「前触れなしの変化」──宗教改革へ向かう

6 『キリスト教綱要』(1536年版)──弁明と宗教改革綱領

7 「あのフランス人」──ジュネーヴでの最初の活動(1536─38年)

8 「カルヴァンがカルヴァンとなる」──シュトラスブルク(1538─41年)

9 ジュネーヴ(1541─42年)──教会規律の再編成

10 教会規律の実践をめぐる争い(1543─55年)

11 教えの一致と教えの純粋さ!──宗教改革の成果をめぐる闘争

12 先鋭化(1553─54年)──信仰の問題に当局の権力?

13 強化と教派の形成、迫害と完成(1555─64年)

14 宗教改革の仕事と世の中への影響

おわりに──力強い活動の根拠

訳者あとがき

参考文献

年表

人名索引

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