出版部の刊行物

弱さを絆に
ハンセン病に学び、がんを生きて

荒井英子著/荒井献編

1,980円 税込 (本体価格:1,800円)

出版社:教文館

判型:四六判

頁数:400

ISBN:978-4-7642-6945-3

発売年月:

内容詳細

キリスト教を土台とし、人間の尊厳に関わる先鋭な諸問題について取組んだ著者。過去を断罪するのではなく、その苦しみを将来に生かすため、病人、障害者、女性の完全な人間性の復権を目指して語られた渾身のメッセージ。


大震災を経て、誰もが一瞬で「弱者」になりうることを知った私たちに、これからを生きるために必要な視点がここに示されます




〈著者〉 
荒井英子(あらい・えいこ)1953年生まれ。
青山学院文学部キリスト教学科卒。東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科修士課程修了。日本基督教団信濃町教会副牧師、富坂キリスト教センター研究主事を経て、恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科准教授。2010年11月にがんのため召天。著書:『ハンセン病とキリスト教』(岩波書店、1996)『近代日本のキリスト教と女性たち』(共著、新教出版社、1995)『日本の植民地支配と「熱河宣教」』(共著、いのちのことば社、2011)ほか。


〈目次より〉
Ⅰ ハンセン病に学び、がんを生きて――エッセー
ハンセン病に学び、がんを生きて/病むということ、生きるということ
Ⅱ 弱さを絆に――チャペルアワー・礼拝メッセージ
「べてるの家」の不思議なメッセージ/あなたが励ましてくれるから/偶然ではなく、最善/弱さの棘/弱さを絆に/宿屋には彼らの泊まる場所がなかった/ゆるされて在るということ
Ⅲ 信仰と人権――講演
ハイジ、クララは歩かなくてはいけないの? /ハンセン病とキリスト教
Ⅳ 女性とキリスト教――論文
ベタニア=らい病人隔離村」説をめぐって /旧約における病人・障害者・女性と罪のメタファー/預言者の女性に関する性表現の問題性 /植村環/ルツ記における「母の家」(bet’em)について/ 占領下の性とキリスト教 /「神の業がこの人に現れるため」考 /キリスト教界の「パンパン」言説とマグダラのマリア/伝道者たちの言説における戦争「被害者」の不在

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