出版部の刊行物

中世キリスト教の社会教説

E. トレルチ著/高野晃兆訳

4,400円 税込 (本体価格:4,000円)

出版社:教文館

判型:A5判

頁数:306

ISBN:978-4-7642-7389-4

発売年月:

内容詳細

教会の理想とする社会のあり方が、初めて実現された中世。
国家と教会が融合し、統一的な文化を形成した〈中世カトリシズム〉の理想と、
中世を代表する神学者トマス・アクィナスの不朽の意義を説く。
『古代キリスト教の社会教説』の刊行から15年、ついに続編登場!

◆目次より◆
第1節 問題
第2節 中世の統一文化のための萌芽
第3節 領邦教会時代並びに霊的なるものと世俗的なるものとの相互浸透
第4節 普遍教会主義からの反撃とカトリシズム的統一文化
第5節 中世生活の組織における禁欲の意義
第6節 実際的社会的生活様式の教会理想への相対的接近
第7節 教会の統一文化をトマス倫理において理論的に解明する
第8節 トマス主義の原理による中世の社会哲学
第9節 絶対的神の法と自然法、そしてセクト

 ◆著訳者紹介◆

著者:エルンスト・トレルチ(Ernst Troeltsch, 1865-1923)
ハイデルベルク大学の組織神学教授、後にベルリン大学の哲学教授。
教会史の社会学的考察に取り組み、M.ヴェーバーとの折衝から本書『社会教説』を完成させる。
主著:『キリスト教の絶対性と宗教史』(1902年、邦訳『現代キリスト教思想叢書2』森田雄三郎・高野晃兆訳、白水社、1974年所収)

訳者:高野晃兆(たかの・てるよし)
1935年生まれ。59年京都大学文学部哲学科卒業。64年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
京都大学文学博士。現在、大阪府立工業高等専門学校名誉教授。
訳書:E.トレルチ『古代キリスト教の社会教説』(共訳、教文館、1999)他。

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