出版部の刊行物

生命(いのち)との別離(おわかれ)
事前医療指示書から緩和医療に至る手引き

ミヒャエル・デ・リッダー ヴォルフガング・R. アーデ/島田宗洋訳

2,420円 税込 (本体価格:2,200円)

出版社:教文館

判型:四六判

頁数:264

ISBN:978-4-7642-6749-7

発売年月:

内容詳細

横倉義武氏(日本医師会前会長、世界医師会前会長)推薦!


「終末期医療を考える上で大いに参考になる一書」


どんな人にも平等に訪れる「死」。


高度な医療技術の発達により、意識が回復しない状態でも、栄養チューブや様々な機器をつないで延命できるようになりました。


本人の希望と関係なく死が引き延ばすことも可能になった今、自分の〈死の迎え方〉を人任せにしないためには、どのような準備をしたらよいでしょうか。


本書は、救急医療とホスピスの現場で活躍するドイツ人医師が、終末期に人体に起こる変化と、病院で施される処置を詳しく紹介しながら、患者自身が、医師や家族との対話をふまえて意思表明することの大切さを提言します。


巻末には、法的に熟慮された「事前医療指示書」のひな型も収録。


一人ひとりの希望に沿った最期を迎えるための最良の手引き!!


 


*目次より*


1 自己決定


2 事前医療指示書


3 消極的死亡幇助と積極的死亡幇助


4 緩和医療


5 自死と自死幇助


6 断食死


7 蘇生


8 自然栄養と人工栄養


9 昏睡と〈覚醒昏睡〉


10 重度認知症


11 最後の日々と時間


12 心臓死と脳死


13 臓器提供


14 展望 死の将来像


付録 統計資料/患者さんとご家族のための支援と助言/ひな形見本


 


【著者】


◆ミヒャエル・デ・リッダー(Michael de Ridder)


救急医療専門医。ベルリンの病院で救命救急部門主任医師として勤務。ホスピスを共同設立、緩和医療財団理事長を兼務。


著書 Wie wollen wir sterben?: Ein ärztliches Plädoyer für eine neue Sterbekultur in Zeiten der Hochleistungsmedizin,DVA, 2010(邦訳『わたしたちはどんな死に方をしたいのか?--高度先進医療時代における新たな死の文化の提言』島田宗洋/ヴォルフガング・R. アーデ訳、教文館、2016年)Welche Medizin wollen wir?: Warum wir den Menschen wieder in den Mittelpunkt aerztlichen Handelns stellen muessen,DVA, 2015(邦訳『わたしたちはどんな医療が欲しいのか?--人間中心医療を取り戻すための提言とその理由』島田宗洋/ヴォルフガング・R. アーデ訳、教文館、2020年)などがある。


 


【訳者】


◆ヴォルフガング・R. アーデ(Wolfgang Roland Ade)


1947 年生まれ。ホッヘンハイム大学医学部、ルプレヒト- カール大学医学部、ドイツ国立がんセンター細胞腫瘍生物学研究所、エバーハルト・カール大学医学部などで学ぶ(医学博士)。サノフィ・アベンティス(株)を定年退職後、現在は、獨協医科大学特任教授、公益財団法人日本国際医学協会評議員。


 


◆島田宗洋(しまだ・むねひろ)


1939 年、兵庫県生まれ。東京大学医学部医学科で学ぶ(医学博士)。国立小児病院心臓血管外科医長、国立療養所多磨全生園循環器科医長、救世軍清瀬病院長などを歴任。現在は、救世軍清瀬病院名誉院長、獨協医科大学特任教授、公益財団法人日本国際医学協会評議員。

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