キリスト教書の取扱書籍

講談社選書メチエ0639
聖書入門

著:フィリップ・セリエ/訳:支倉崇晴,支倉寿子

2,420円 税込 (本体価格:2,200円)

出版社:講談社

判型:四六

頁数:424

ISBN:978-4-06-258642-9

発売年月:

内容詳細

聖書には何が書いてあるのだろうか。どのようにしてできたのだろうか。旧約・新約両聖書の成立事情とその背景を、歴史的・批評的研究の成果にもとづいて明らかにし、聖書の信仰内容を正しく伝えるとともに、また西欧文化と聖書、東洋の精神的風土と聖書との関係などにもふれ、現代生活における聖書の意義を解明する。

アダムとエバ(イブ)の創造、「ノアの箱舟」、「バベルの塔」、シナイ山でモーセが神と交わした「十戒」など、旧約聖書にはよく知られた逸話が数多く登場します。また、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる四つの「福音書」に始まる新約聖書も、「最後の晩餐」、イエスの処刑など、印象深い記述に事欠きません。
しかし、旧約と新約を読破したことのある人は、どれくらいいるでしょうか。クリスマスに代表される聖書に基づくイベントになじんでいる日本人の多くにとって、聖書そのものは決して身近なものではないと言わざるをえないのではないでしょうか。そして、そのことはキリスト教文化圏であるフランスでも近年は変わりないようです。
本書は、そのような現状を前にしたパスカル研究の第一人者が、一般の読者のために書き下ろした概説書です。旧約・新約を構成するすべての書を万遍なく紹介するとともに、重要なエピソードや預言者などの主要人物については別個に取り上げて分かりやすい説明が加えられます。その上、それぞれの書が西洋文化の中でどのように用いられ、息づいているかが、文学、絵画、音楽、演劇、映画など、多彩なジャンルの具体的な作品を通して示されます。ブリューゲルの《バベルの塔》、ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》、バッハの《マタイ受難曲》など、有名な作品のみならず、西洋には聖書に想を得た作品が無数にあることを知れば、聖書がもつ力の広大さと奥行きを実感することができるでしょう。
フランスの碩学がガイドを務める聖書の旅へ、一緒に出かけましょう!

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