キリスト教書の取扱書籍

平凡社新書
平凡社新書 教皇フランシスコ
南の世界から

著:乗浩子

1,012円 税込 (本体価格:920円)

出版社:平凡社

判型:新書

頁数:272

ISBN:978-4-582-85907-2

発売年月:

内容詳細


2013年、第266代ローマ教皇となったフランシスコはアルゼンチン育ち。この南半球からの最初の教皇はいま、世界の注目と敬意を集めている。なぜ、こうした教皇が生まれたのか。カトリック大陸ラテンアメリカにおける宗教の役割から、フランシスコの経歴、バチカンの状況等々、その背景をおさえ、この教皇が現在果たそうとしている課題や実績を明らかにする。





《目次》





はじめに





序章 宗教の復権

1 近代化と宗教──ウェーバーの逆説

2 教会と民主化──ハンチントンとカサノヴァの説2

3 カトリシズムと現代





第一章 カトリック大陸、ラテンアメリカ

1 ラテンアメリカ初の教皇の誕生

2 カトリシズムによる征服と植民

3 独立と教会

4 現代の国家と教会





第二章 教皇フランシスコへの道

1 イタリア移民の息子ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ

2 イエズス会士時代──入会から管区長へ

3 「汚い戦争」の拡大と教会

4 スラムに通う大司教2

5 二〇一三年教皇選挙





第三章 バチカンの動向

1 ローマ教皇庁とバチカン市国

2 近代化への抵抗

3 ヨハネ二三世とカトリック世界の現代化

4 パウロ六世の南北問題への関心

5 冷戦終焉の立役者、ヨハネ・パウロ二世

6 「正統主義の番人」ベネディクト一六世





第四章 アフリカとアジアでふえるキリスト教徒

1 信徒の趨勢

2 アフリカ──独立教会の展開

3 アジア──多様な宗教世界





第五章 民主化を促した教会──冷戦体制崩壊へ

1 ラテンアメリカの解放の神学

2 軍政の人権侵害と戦った南米の教会

3 中米の内戦と教会

4 南欧・アジア・アフリカ・東欧の民主化と教会





第六章 プロテスタントの拡大とカトリックの対応

1 福音派とペンテコステ派の隆盛

2 カトリック・カリスマ派の台頭

3 宗教的多元化のゆくえ





第七章 教皇フランシスコの課題と実績

1 バチカン改革

2 モラルをめぐって

3 エキュメニズム──宗派間・宗教間対話

4 キューバと中国──共産主義国との関係





終章 回勅『ラウダート・シ──ともに暮らす家を大切に』

──環境・人権・平和





あとがき


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