『ちいさなろば』『おせち』絵本原画展～2025年のクリスマス～

ナルニア国のクリスマスフェア✨　2025 『ちいさなろば』『おせち』絵本原画展

2025年のクリスマスフェアは、来年創刊から70周年を迎える福音館書店の月刊絵本「こどものとも」の大特集！　新旧の名作がナルニアホールを飾ります。１９７９年１２月号で世に出た『ちいさなろば』は、４６年もの長きにわたり、クリスマスの定番絵本として子どもたちに愛されてきた作品です。２０２４年１月号の『おせち』は、写真と見まがうばかりの精緻なイラストが外国人観光客にも人気で、今年は英語版が出版されました。ロングセラーと新刊という時を超えて、二つの美しい絵が皆さまを心地よい満足感でいっぱいにする素敵な原画展に、ぜひお出かけくださいませ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（協力：福音館書店）

会期：現在開催中　～2026.1.5（月） “『ちいさなろば』『おせち』絵本原画展”　　9階ナルニアホールの様子

ナルニアホールの中には2つの異なる絵本原画が展示されています。刊行46年となる『ちいさなろば』と、一昨年出版されたばかりの『おせち』ーーどちらも丁寧な筆致が見る人の心を穏やかにしてくれる作品です。	『ちいさなろば』の原画が展示されるのは非常にまれな機会ではないでしょうか。「子どものころに大好きだった」というご感想を度々耳にする、エインズワースの傑作クリスマス物語を、美しい絵と共にご堪能ください。
ホールの中のガラスケースには『ちいさなろば』制作のため、北海道に取材に行かれた当時の写真をお借りしました。あの牧場の風景は、こういった景色を実際にご覧になって生まれてきたのですね。	2024年刊行の『おせち』は、日本人ばかりか海外からのお客さまにも大人気！絵本もきれいですが、緻密な原画にはさらに圧倒されます。これを人の手が描いたなんて本当にすごい！
ガラスケースには、英語版『OSECHI』の巻末にあるそれぞれの食材紹介のために描かれた原画を展示しています。絵本では豆粒くらいに縮小されていますが、実はこんなに丁寧に一つ一つ描いていたのですね、圧巻！	ナルニアホールの外では書籍と、内田有美さんの肉筆画販売も行っています。原画を見たらきっと、絵本をもう一度開いてみたくなるはずです。

【次回のギャラリー展示・予告】
出久根育『こどもべやのよる』原画展　
会場：9階ナルニア国店内ナルニアホール
会期：2026年1月9日（金）～2月8月（日）
　2025年秋に続いて、出久根育さんの絵本原画展を開催します。次回は2024年2月に岩波書店から刊行された『こどもべやのよる』の全点展示です。出久根さんご自身の幼い頃の思い出が結晶した、不思議でワクワクする絵本を、ご一緒にお楽しみください。　（協力：岩波書店）
※詳細は店頭チラシとホームページでご案内いたします。