ナルニア国戦後80年企画 “文学に描かれた戦争を読む”連続講演会・第2弾
『13枚のピンぼけ写真』 キアラ・カルミナーティの描く戦争
翻訳者 関口英子さんのお話
~聞き手:愛宕裕子さん(岩波書店編集者)~
『13枚のピンぼけ写真』(岩波書店)
物語の舞台は今からおよそ100年前の北イタリアです。けれども、13歳の少女イオランダの目を通して描かれる戦争の姿は、いま私たちが目にしている戦争と多くの点で似てはいないでしょうか。幸いにも私たちは今、戦争から遠く離れて平和を享受しています。そんな時こそ戦争の足音に耳を澄ませ、何が起こるのか想像することを怠ってはなりません。優れた物語の、人々の心の内に想像力をかきたてる力が、今こそ必要なのです。
今回の講演会では作品の魅力を様々な角度から掘り下げていきます。物語の朗読はもちろん、詩人としても著名な作者のことや、原書とは異なる“ピンぼけ写真”のイラストについてなど、作品を深く味わい尽くすトークです。皆さまのご参加をお待ちしております。
日時:2025年7月4日(金) 午後6時~7時半
※当日は午後5時にて閉店いたします。受付は開始5時40分から
※講演会終了後にサイン会があります。関口英子さんのサインをご希望の方は書籍をお求めください。持ち込みはご遠慮ください。
会場:教文館9階ナルニア国店内
定員:40名(大人対象/小学生以下不可/託児なし)
参加費:1500円 ※現金のみ、当日受付でお支払いください。
【お知らせ・書籍購入特典あり!】
申込時に『13枚のピンぼけ写真』(岩波書店/1870円:税込)をご予約いただいた方は当日の参加費が1000円になります。ご希望の方はお申込みの際スタッフにお知らせください。
●お申込み方法● ※店頭でもお受けします。
参加ご希望の方はナルニア国までご連絡ください。
定員に達した時点で受付を終了します。
申込電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後7時)
申込メールアドレス: narnia@kyobunkwan.co.jp
→件名「関口英子さん講演会参加希望」
本文:①お名前②電話番号③書籍購入の有無
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講師紹介:関口英子(せきぐちえいこ)
埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語科卒業後、翻訳家として多方面で活躍。訳書に『マルコヴァルドさんの四季』『チポリーノの冒険』『あたしのクオレ』『ぼくたちは幽霊じゃない』(以上、岩波書店)など多数。『月を見つけたチャウラ』(光文社)で第一回須賀敦子翻訳賞受賞。
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