現在、ナルニアホールで展示会開催中の“今こそ、『おとうさんとぼく』展 2025年”店内ミニフェアでは、著者オーザーの親友だったエーリヒ・ケストナーの作品も合わせてご紹介しています。
★作家のケストナーと画家のオーザー、それに編集者のクナウフはいずれもファーストネームがエーリヒで、仕事ばかりでなく私的にも深い関係があり、その様子はパンフレットの中で「3人のエーリッヒ」という項目で詳しく紹介されていますので、ぜひお読みください。
『おとうさんとぼく』は文字なしコマ割り漫画(つまり翻訳の必要なし!)のため、サイン本は作れませんでしたので、代わりにケストナー作品についてご用意をしたというわけ。『おとうさんとぼく』と合わせてケストナーの本も読んでほしいと強力に推していま~す。
代表作『エーミールと探偵たち』の少年文庫版には、池田香代子さんの直筆サイン入り(限定10冊)
→「ケストナー好き」とあります♡
ケストナーの自伝的作品『ぼくが子どもだったころ』にも、同じく池田さんのサインをいただきました(限定20冊)。ケストナー自身の言葉で幼い頃のことを振り返るこの本は、「なるほど、こうして作家ケストナーが生まれたのね!」ということがよくわかる1冊です。ケストナーの皮肉っぽいユーモアたっぷりの書き方がこの自伝でもいかんなく発揮されています。
→こちらにも「ケストナー好き」の一言が♡
ナチスの時代にもドイツを去らなかったケストナーが、こっそりと書き残した日記の全訳『ケストナーの戦争日記 1941-1945』が出たのは昨年のこと。生々しい記述は人に見せることを前提としなかった日記だからこそです。戦争中のドイツを知る第一級の資料としても価値が高いものです。こちらは翻訳者の酒寄進一さんにサインをいただきました(限定5冊)。
→銀のペンでお名前がありま~す!
そして、もう1冊。「ベルリンシリーズ」のクラウス・コルドンが記したケストナーの傑作評伝『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』には、翻訳者のガンツェンミュラー文子さんのサインをいただきました(限定10冊)。ガンツェンミュラーさんはドイツ在住なのですが、今年の春に帰国された際にサインをしてくださって、この日のために大事に保管しておいたものです(^▽^)/
この本には直筆サインにプラスして、ガンツェンミュラーさんのメッセージカードもお付けしています。
時代にきな臭さを感じる今、新たな戦前とならないために私たちは何ができるのか――ケストナーやオーザーの生き方から学ぶべきことはたくさんありそうです。ぜひサイン本でお手元に……。
【限定10冊!】池田香代子さんメッセージ入りサイン本『エーミールと探偵たち』792円(税込)
【限定20冊!】池田佳代子さんメッセージ入りサイン本『ぼくが子どもだったころ』968円(税込)
【限定5冊!】酒寄進一さんサイン本『ケストナーの戦争日記 1941-1945』5060円(税込)
【限定10冊!】ガンツェンミュラー文子さんサイン入り+メッセージカード付き『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』2750円(税込)
※サイン本は数量限定のためお取り置きはご遠慮いただいております。遠方で購入をご希望の方は着払い(コレクト)にてお届けいたしますので、お気軽にご連絡ください。
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